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男 立てこもり 医師死亡 猟銃か?

埼玉県ふじみ野市の住宅で27日夜に起きた立てこもり事件では、人質となった医師の鈴木純一さん(44)が猟銃で撃たれ、死亡した。現場で何が起きていたのか――。 【写真】立てこもり事件の現場付近で防弾装備を着けた警察官たち=2022年1月28日午前7時11分、埼玉県ふじみ野市、伊藤進之介撮影  事件発生後、県警の交渉官は電話で渡辺宏容疑者(66)の説得を続けていた。しかし自宅内部の状況がわからず、情報は容疑者との会話に限られた。捜査関係者は「銃を持っており、近づけなかった」と話す。  数回やりとりするなかで、渡辺容疑者は「被害者を救出したい」「被害者が動かない」などと答えたが、鈴木さん本人と話すことはできなかった。  そのうち、渡辺容疑者から応答がなくなり、立てこもりから11時間近くたった28日午前8時に防弾チョッキを装備した埼玉県警の特殊部隊が玄関のカギを壊して突入。閃光(せんこう)弾を投げ入れ、部隊はすぐ右手の6畳の和室へ。そこで渡辺容疑者の身柄を確保した。

突入のタイミングの判断について県警は28日夕の会見で、「被害者が撃たれたことは発生当初から把握していたが、安否が判然としなかった。早期に突入すれば被害拡大の恐れもあると判断した。応答がなくなったため、人命を最優先して突入した」と説明した。 朝日新聞社

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